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11月9日、内閣委員会で質疑に立ち、水害時の人命救助の手段について提案しました。

河川の氾濫や津波などの水害発生時には、高台へ避難することが大原則ですが、実際には避難すること自体が困難だった為に、犠牲になられた事例が多く発生しています。例えば、本年7月の西日本豪雨では、倉敷市真備町で犠牲になった方の約9割が、自宅で溺死されており、特に1階で亡くなっているケースが多かったそうです。上階に避難ができない「垂直避難弱者」の方が多く犠牲となりました。
そこで私は、浮いていることさえ出来れば、助かった方もいたのではないかという仮説を立て、ライフジャケット(救命胴衣)の有用性を研究してきました。

 質疑では、国立研究開発法人「海上・港湾・航空技術研究所」による等身大のダミー人形を使った実験結果について紹介。それによると50cmの人口津波に巻き込まれると、ダミー人形は、水中に引き込まれて水面に浮上できません。しかし、人形にライフジャケットを着せると、水中に引き込まれず、水面に留まる事ができます。(この実験の記録映像を見たとき、やはりライフジャケットだ!と思いました。)

ライフジャケットをつけていれば必ず助かる、とは言えません。しかし、少なくとも、救命率は上がります。そこで、内閣委員会では、ライフジャケットの普及促進に取り組むことを訴えました。まず、国として購入費用助成を行うべきではないかと提案。加えて、南海トラフ地震の被害想定では、避難所の約3割が浸水する可能性が示されているため、こうした避難所でも、ライフジャケットの常時配備を実施し、費用の国庫補助を検討して欲しいと訴えました。

内閣府からは、前向きな答弁を得ましたが、さらにエビデンスを検証して、インフラ等のハード面の強化に加えて、人命を守る施策も実現して参りたいと決意しています。

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